●江古田イスラエル料理店にて。
これもちょっと前の話だけど。
仕事が終わり、偶然降りる駅が一緒の同僚に出くわしてちょっとご飯を食べていこうという事になった。
同僚は良く駅周辺の店に行くようで結局彼の知っているイタリアンレストランへいく事に。
駅から歩いて何分か経つ。 あれ、もう駅前通りに出ちゃうよ。
どうやらレストランはその日休みだったようで知らない間に通り過ぎていた。
じゃ駅前の韓国料理にしよう。 そう言って次の店に。
階段を上ると、そこには看板が。 ‘準備中’
それじゃどうする? という話しになった時、同僚が提案する。
‘そういえばあそこにイスラエル料理屋がありますよね、 こんな機会じゃないと行かないと思うから行ってみません?’
‘俺はいいけど。 イスラエル料理ってどんなんだ?’
多少の不安はあったけど、とりあえず入ってみる。
中は小奇麗で普通のレストラン。 ただ壁にはいろいろな写真や絵が飾ってある。
2組のお客グループが食事を楽しんでいた。
メニューを見ると聞いたことがない名前の食べ物がずらり。 ただ食べれないという感じのものはなかった。
常に探究心の強い俺は適当に頼んで、来た物を楽しむ。そしてお疲れ!の乾杯。
料理が出て来て、‘結構うまいね、これ’なんて会話をしていると、どこからともなく歌声が聞こえてきた。
‘たら~ぱらぱらぴdふぁえdふぁふぁふぁ~’
おいおい、なんだよこのオペラみたいな歌声は。
その声の持ち主が店に入ってきたが、ずんぐりむっくりのめがねおじさんだった。中年の女性を連れている。 店の店長(イスラエルの人)と軽く会話をすると、ぱっ、と店長のイスラエル帽子をとり自分の頭にのせた。
‘お、多分常連さんだ。’ 俺達は疑いもなくそう信じ込んだ。
自分達でも会話を楽しもうとするが、どうも向かいの常連さんの声が大きく、あれこれ店長にリクエストを出しているのが気になる。
‘店長、あの歌手のCDありますか? ちょっとかけてよ~。 ’
‘店長、 ワインおいしいのある? カモン!’
知らぬ間に他の客は食事を終え店を出ており、店内には俺達とその常連客、連れの女性、店長にキッチンの人だけになっていた。
相変わらずデカイ声で話すめがねおじさんと何かのきっかけで話し始めたのはそんな時だった。
他にお客もいなく、お酒が入りかなり上機嫌のめがねおじさんはかなりのハイテンションで俺達に話しかける。
‘ここで出会ったのも何かの縁ですね~。 大事にしないとね、こういう出会いは。 かんぱーい!’
勢いに乗せられて店長を含めて乾杯。
‘私は韓国から来ました。 嫁さんには大阪で出会いました。 この人は愛人で~す。’
‘は?、 愛人?’ 俺達も驚いたが、その女性も驚き?
‘私達の仲でうそはやめましょうよ。 真実を話しましょうよ。 私達の仲なんだから~’
俺達も彼にとって相当な仲良しになっているらしい。 もう兄弟同然なのか。彼結構ハイテンションです。
彼は続きます。
‘今、私、この彼女にだんなさんをみつ~けたいので~す。 なかなか良い人に出会わないようで。ね~、いつも変なのにつかまって男運ないです、この人。’
‘えー、 愛人のだんな探しをしてるんですか?’
たまげました。 堂々と連れを愛人と紹介しておいて、更にだんな探しをしているとは。
そこで彼は俺の同僚に聞きます。
‘どうですか、あなた。 彼女と結婚しませんか!’
ちょっと韓国なまりの日本語でしゃべります。
‘いやー 僕、結婚してるんで無理です。’ と同僚。
すると
‘それじゃ、そこのちょっと不細工な方はどうですか?’
えっ?
ちょっと不細工?俺の事?
びっくりもしましたけど、ショックでした。
俺って世間では‘ちょっと不細工な分類になるんだ。’
はぁ~.... ため息。
‘ちょっと’っていうところがまた随分真実味を帯びてていやだ。
ただこのおっさん、なんて言うか、憎めないタイプで。 その場も笑って過ぎました。
そのあともイスラエルの不思議な話や、韓国の話で盛り上がりましたが彼のあの憎めない顔、話し方、不思議なオーラが印象的でした。
結局おじさんとその女性が先に店を出ました。
‘またここで会いましょう! ははっは~~~’
デカイ声出して外に消えました。
残った店長と俺達。
‘店長、あの人よく来るんですか?’
‘いや 初めて見ました。’
えっ 誰だったのあのおっさん?
またあそこに行けばあのおっさんに会う事が出来るのだろうか。
俺に残されたのは自分に問うこの言葉だけ。
‘俺ってちょっと不細工?’

コメント
見た目なんて、年齢と共に関係なくなるよ。中身が誰より素敵なゴン君はメチャメチャかっこいいと思うぜ!
Posted by: ケン | 2006年03月23日 19:28
ありがとうケン! 君はいつもそうやって俺を励ましてくれる。
すこしくらい不細工でも俺はがんばるぜ!
でもあとおなかも出てるんだった。
がんばるぜ!
Posted by: G | 2006年03月23日 23:47
こんにちは☆GREEからのぞかせて頂いちゃいました☆そんな楽しげな所が江古田にあるんですか??あたしもいってみよっかなぁ~☆
Posted by: kayo | 2006年03月24日 12:08
Kayoさん、わざわざこんなに遠いところまでありがとうございます。
そのイスラエル料理店自体ユニークだけど、あの時はあのおっさんがいたからね。
でもただご飯を食べに行くだけでも楽しいと思います。
第四金曜はベリーダンサーショウもあるみたい。
日本に2件しかイスラエル料理屋はないと聞きました。 それなら行かねばでしょ?
Posted by: G | 2006年03月24日 22:56
先週の金曜日に会社の飲み会(期末の打ち上げね)があって、会社の女の子(30才)から聞いた話。彼女がクラブに遊びに行ったとき男性に声をかけられたんだって。で、その男性っていうのがなんと年齢が52歳の人だったんだって。52歳のおじさんがクラブでナンパするんだよ。話だけだとちょっとキモいけど、その女性いわく「52歳なんて全く感じさせない人で、全然ヤじゃなかった。ちょっと危険な感じさえしたから、たぶん一人でいたら声をかけられても無視してたと思う。」だって。ゴンちゃん、負けてられないよ。ちょいワル目指さないとね。「添い寝のゴン」なんて言われてる場合じゃないよ!!ちなみに、その会社の子は木曜日のお花見に来る予定の人だったんだ。みなさんに会ってみたいって行ってたから、また飲み会セットするね。
Posted by: mieko | 2006年04月02日 19:02
「52歳なんて全く感じさせない人で、全然ヤじゃなかった。ちょっと危険な感じさえしたから、たぶん一人でいたら声をかけられても無視してたと思う。」
って意味がよくわからないんだけど。 今度説明して。
今後食事中はとりあえず、食べ物を見るんじゃなくて、相手を見ることにするよ。 危険な香りの視線を投げかけながら。 (笑)
今週またリベンジ花見行くんか~い?
Posted by: GON | 2006年04月02日 22:01
「52歳なんて全く感じさせない人で、全然ヤじゃなかった。ちょっと危険な感じさえしたから、たぶん一人でいたら声をかけられても無視してたと思う。」
っていうのは、年齢で言えば立派なオヤジなのに、22歳の年齢差を感じさせない男性としての魅力が充分にある人だったから、二人っきりになったら間違いが起こりそうだった、って意味だと思うよ。すっげーカッコ良いオヤジだったんだと思う。みえこはno thank youだけどね。
今ね、友達と来月沖縄行っちゃう??って話が出てるんだ。本当に行くことになったらゴンちゃんより先に沖縄デビューしちゃうよん。ごめんねぇ。
ボーゾーズ、復活おめでとう!!ライブいつやんの?キーボード必要なら手伝うよ。ピアノ歴12年のみえこがフィンガーテク見せちゃうよん。
Posted by: mieko | 2006年04月04日 23:33
今 韓国着きました。 金曜日には帰るんだけどね。
カッコいいおやじとちょっと不細工な30代ならどっちがいいんだ?
沖縄デビューですか。 いいなー。 その前に うちらで行く話しはどうなったんだよ?
とりあえずゴールデンウィークの鴨川ですか?
Posted by: G | 2006年04月05日 21:52
GONさん
久々に覗きに来ました。
あたしこの写真好き。
はははー☆
あのさ、外見かっこいい方がいいけどさ、
毎日かっこいいと、飽きる。
こんな写真撮れちゃうほうが絶対いいよ!
Posted by: 花 | 2006年08月30日 22:06