●盛岡名言集 4
公園でたくみとサッカーをしていると近所の子供が集まってきた。
全部で五人。 俺、たくみ、ゆうと(兄)、たいせい(弟)、おさむ。
俺とたくみ、残り三人に分かれてゲームをする。
俺はキーパー。 向こうチームのキーパーはたいせい。
おさむがドリブルをしている。
キーパーのたいせいが叫んだ。
‘何とろとろ歩いてるんだよ、めがねぶた!’
‘ ほら、めがねぶた、後ろ!’
えっ 誰、 俺? と34歳のおさむが立ち止まる。
‘止まるなよ、めがねぶた!’
8歳のたいせいが叫ぶ。
彼はこの後キーパーから変わり、攻撃に出るが、いかなるチャンスにもシュートは打たなかった。
彼がフィリピン産のかぶとをいじくりまわす子供。
かわいそうなのは8歳に‘めがねぶた’と呼ばれていた34歳のおさむであった。