●文化の違い
先週韓国でのお話。
月曜日の夜から同僚2人と計3人でソウル入り。
いつも来ている俺は2人を南大門マーケットに案内する。
ソウルの夜はすでに寒く、最近買ったダウンジャケットでも寒い。 (ダウンが悪いのか?)
時間が遅いからか、寒いからか、市場にあまり活気がない。
うろうろ歩いていると韓国のりが山積みになっているお土産やの前を通りかかる。
ちょっとのりの見てると中からおばちゃんが出てきた。
‘こののりは天然ののりなのよ、ほら、食べてみてください’
と日本語で話しかけてきた。そしてのりをどんどんくれる。
くしゃくしゃ音を立てながらのりを食べていると同僚が
‘ほんとだ、 普段食べるやつと違う! おいしい! ’
とのりのおいしさを認めていた。
そうなるとおばちゃんは
‘とりあえず、中に入ってお話しを聞いて、ほら、お茶いれるから’
‘いいから、 とりあえず中に入りましょう!’
何度も言われ、しかも寒いのでとりあえず俺たちは店の中に入る。
店の中にはチョコレートやお茶、お菓子に朝鮮人参エキスなどいろいろ。
まずはおばちゃんがお茶を入れてくれた。
‘はい、飲んで、のんで!’
おばちゃんは愛想がいい。
物はお茶じゃなくて韓国では有名なゆず茶だった。
これを始めて飲んだ同僚たちはえらく感動し、
‘おいしい、おいしい、 初めて飲んだな、こんなお茶’
と相当気に入ったらしい。
これで交渉はのりとゆず茶になった。
おばちゃんの愛想のよさとゆず茶への感動で交渉はスムーズに進む。
はい、商談終了、みんなでゆっくりお茶をフィニッシュ。
するとおばちゃん、今度は朝鮮人参のエキスを取り出し、今度はこれを飲んでみてと言う。
‘えーまだなんかでてくるの!’
おばちゃん、なんかまた紙コップを出してきてなんか作ってる。
エキスをまず入れお湯を足す。
‘あなたこれ飲んでみて!’
と同僚に。 同僚は
‘ わっ、 これにげっ! ’
そうするとおばちゃん、今度ははちみつ取り出したよ。
‘私はいつもこうやって飲むの。 こうすると飲みやすいです。’
そう言ってはちみつを入れるとスプーンでかき混ぜた。
そこでおばちゃん。
ペロリ!
ぺろり!
えっ
今おばちゃんあのスプーンぺろりしたけど、まさか
えっ~~~~
おばちゃんまたそのスプーンでかき混ぜ始めた。
えっ~~~ やっぱりそうくるのか
‘はい、あなたこれ飲んでみて。 こうすると飲みやすいです。 私いつもこうして飲んでるよ。’
と俺にそのドリンクを差し出してきた。
ねっ、 こうなったら飲むしかないでしょ。
心の中では
‘お湯が熱いからいろいろ殺菌されて大丈夫だよな’
‘これが韓国スタイル、気にしない、しない’
と自分に言い聞かせた。
ごっくん!
全部飲みました。
韓国はこれが普通なんでしょうね。
おかげで風邪を引きそうだったのが吹っ飛びました。
ケンチャナヨ!